カラットとは、大きさを表すものではなく、重量を表し ます。1カラットは0.2グラムですので、5カラットで 1グラムです。重量が増すにつれ、価格も上がります。 大きい石が比較的に少ない為、重量が増すと1カラット あたりの価格も上がります。
カラット(ct) | 直径(mm) | カラット(ct) | 直径(mm) | カラット(ct) | 直径(mm) | カラット(ct) | 直径(mm) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
0.005ct | 約1.00mm | 0.07ct | 約2.70mm | 0.40ct | 約4.80mm | 1.25ct | 約7.00mm |
0.01ct | 約1.30mm | 0.10ct | 約3.00mm | 0.50ct | 約5.20mm | 1.50ct | 約7.40mm |
0.02ct | 約1.72mm | 0.15ct | 約3.40mm | 0.65ct | 約5.60mm | 1.75ct | 約7.80mm |
0.025ct | 約1.80mm | 0.20ct | 約3.80mm | 0.75ct | 約5.90mm | 2.00ct | 約8.20mm |
0.033ct | 約2.00mm | 0.25ct | 約4.10mm | 0.85ct | 約6.20mm | 2.25ct | 約8.60mm |
0.05ct | 約2.50mm | 0.33ct | 約4.40mm | 1.00ct | 約6.50mm | 2.50ct | 約9.00mm |
※表はブリリアント・カット(標準カット)の目安です。
カラーとはダイヤモンドの色味を基準石である マスターストーンをもとにDからZ・Z以下の 24段階で評価したものです。一般的に無色透明 に近いDカラーほど単価は高くなりますが、珍 しい色味のカラーダイヤの中には、査定額の上が る物もあります。大きなダイヤで色むらのある 場合は、色の濃い部分で評価させて頂きます。
カラーの評価には、カラーレーティングという基準があり通常このカラーレーティングは世界的に信用のあるGIA(Gemological Institute of America)のカラーレーティングを基準に以下のように評価されます。
DEF | GHIJ | KLM | NOPQR | STUVWXYZ |
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Colorless 無色透明 |
Near Colorless ほぼ無色 |
Faint Yellow 僅かな黄色 |
Very Light Yellow 非常に薄い黄色 |
Light Yellow 薄い黄色 |
クラリティとは、どのようなプレミッシュ(表面上の特徴) やインクルージョン(内包物)があり、どの程度、透明度に 影響しているかの評価です。 インクルージョンは、プレミッシュ よりグレードや価値・美しさ・耐久性に与える影響は大きいです。 下記の図は、インクルージョンの内包結晶とフェザーです。
FL | 10倍拡大で内包物がない場合 |
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IF | 10倍拡大で内包物はないが、外部に微小のキズがある場合 |
VVS1、VVS2 | 10倍の拡大では内包物の発見が非常に困難な場合 |
VS1、VS2 | 10倍の拡大では内包物の発見が困難な場合 |
SI1、SI2 | 10倍の拡大では内包物の発見が比較的容易だが、肉眼では困難な場合 |
I1、I2、I3 | 内包物が肉眼で容易に発見できる場合 |
カットは、カットによって、色を強調することも インクルージョンを隠すこともできます。 したがってカッターはその石の可能性を見極め、 最も価値のある特徴が組み合わさるよう計画し、 カッティングします。評価は、Excellent ・VeryGood ・ Good ・Fair ・Poorの5段階評価です。 鑑定書では略式でEX・VG・G・F・Pと表記さ れます。
Excellent | Very Good | Good | Fair | Poor |
POINT
市場ではダイヤの相場はリーマンショック当時急激に下落しましたが中国やインド市場の牽引により相場は回復し高水準で保っております。
ダイヤの査定は4Cといわれる評価で決まります。
カラー(ダイヤの色味です。D~Zの色で評価されDが一番高い評価です)
カラット(大きさではなく重さになり0.2gあたり0.1ctになります)
クラリティ(内放物の大きさ、場所です。ダイヤは光が重要です。屈折率を100%に近くする為、内放物の有無はダイヤの輝きにとって非常に重要です)
カット(ダイヤは磨かなければ輝きはありません。最大限の美しさを出せているプロモーションなのか、その評価です。)